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2013年8月24日土曜日

シーガイア シェラトン訪問記 with 1歳1ヵ月児

2013年8月21日〜23日に、夏休み旅行として宮崎県のシーガイアに行ってきました。

今回のコンセプトは、
(1)1歳の息子をまずは飛行機に乗せてみる。
(2)息子を海水浴につれていく。
(3)親ものんびりする。
ということで、選んでみたのがシーガイアです。

今回のプラン
旅行期間:2013年8月21日(水)〜8月23日(2泊)
旅行プラン:JALダイナミックパッケージ九州3日間
プラン内容:
(1)宿泊=シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートのオーシャン・デラックスダブル(50㎡)
(2)朝食=あり(@シェラトンホテル内のパインテラス)
(3)東京・宮崎間の航空運賃(エコノミー)
(4)温泉、プール入り放題
金額:48,200円(一人)

これにレンタカープランを追加しました。
トヨタレンターSクラス × 48時間 = 12,500円


1.シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートについて

 これまで経営難で売却が繰り返されてきたホテルですが、現在はシャラトン。行くまでは期待半分、不安半分でしたが、感想として言えば、なかなかよかったです。

 まず、旅行前に色々リクエストを出しました。なんといっても1歳児を連れての旅なので。
(リクエストの内容)
 ・転落防止用のベッドガードの利用=OKでした。
 ・おむつ用のゴミ箱=OKでした。(これはただのゴミ箱(蓋なし)でした。トイレに置きました。)
 ・タオル多め=OKでした。
 ・ベビーカーのレンタル=OKでした(無料。ホテル外への持ち出しも可。子供を乗せると、前輪の操縦性があまりよくなく、曲がったりするのがやや力技になるようなタイプでしたが、折りたたみができ、かなり便利でした。このレンタルができたので、今回の旅ではベビーベッドを持っていきませんでした。)
 
 ・ベッドの壁寄せ=不可でした(部屋にもよるのかもしれませんが、ベッド脇に電気のスイッチやら引き出しのついたキャビネットのようなものが固定されているため動かせないとのことでした。)
 ・床に敷くプレイマット=このシェラトンは、「ウェルカムベビーのお宿」に指定されていて、とことん子供向けの装備を施したプランをやっているのですが(高価格!)、そのプランではプレイマットがあったので、しれっと頼んでみましたが無理とのことでした。
 
 ホテルにチェックインすると、アップグレードの提案がありました。1泊3,150円追加(一人ではなく一部屋)で、70㎡の角部屋(オーシャンエグゼクティブダブル)にアップグレードできるというものでした。2泊で6,300円。少しきついのですが、旅に出ると財布の紐がゆるみますね。OKしてしまって、かなり広い部屋にとまることになりました。
 結果としては、子供の遊ぶスペースがとれてすごく良かったです。28階のお部屋で、眺望はすばらしいものがありました。
 眺望はこんな感じです。
 

 
 
 
 
 
アメニティとしては、よくある通常のアメニティのほか、バスローブは標準装備でした。
 また、L'OCCI'TANEのアメニティセットが追加で置かれていましたので特筆しておきます。

 
 その他、浴室とか、ベッドなどはこんな感じです。
 

 
 
 お部屋の様子はこんなところですが、その他子供連れとして気づいた点は以下のようなことです。
 
(1)根本的に子供連れだらけ
   事前にイメージしていた以上に子供連れがたくさん来ていました。夏休み中ということもあったのでしょうが、正直、子供だらけです。ホテル内に子供向けの昆虫コーナーや焼き物作りを体験できるコーナーなどが設置もされていて、完全に子供連れがターゲットになっています。ホテルの隣の旧オーシャンドームでは恐竜展をやっていますし、地下のゲームコーナーの作りも完全に小学生あたりをターゲットにしています。子供連れで何の心配も要らないホテルです。
 
(2)キッズコーナーがある
    ホテルの中を散策していたところ、3階に「こどものあそびば」という一画がありました。誰もいなかったので、しばらく息子を遊ばせました。積み木や絵本などもあり、喜んで遊んでいました。長距離の移動の後だったので、よいストレス解消になったようです。
 
 最後に温泉とプールについて
 
 シェラトンには天然温泉があります。宿泊者は無料で入れる区画があります(有料区画もあります)。妻のお久によると女風呂は混んでいて、洗い場待ちで並んだとのことですが、男風呂ではそこまで混んでいませんでした。季節や時間帯にもよるのかもしれません。お風呂は内風呂と露天風呂、サウナがありました。普通に温泉です。気持ちがよかったです。
 
 温泉と併設してプールが二つ。幼児向けの浅いプールと普通のプールがあるようです。我々は今回利用しなかったので、詳細は不明です。
 
 
2.旅行の日程について
 今回の我々の実際の行動を参考までにざっと記しておきます。とにかく1歳1ヵ月の息子と一緒なので無理はできません。
 8月21日
  午後14時頃 宮崎空港からレンタカーでホテルへ
  15時前 ホテルにチェックイン(以後、ホテルで休憩・ホテル内散策)
  18時〜 ホテル内のパインテラスというバイキングレストランで食事
  20時 息子を寝かせる
  20時30分 息子が寝た後、妻と交代で温泉に
 
 8月22日
  6時 起床・お散歩
  7時 ホテル内のパインテラスで朝食
  9時半 近くのサンビーチ一ツ葉という海水浴場
  10時半 ホテルに帰還。息子はお昼寝
  12時 隣のサンホテルの樹海というバイキングレストランで食事
  14時 青島で鬼の洗濯板を見る
  15時 茶店で休憩
  16時半 ホテルに帰還
  18時 近くのイオンモールで食事
  20時30分 息子を寝かせる
  21時 息子が寝た後、妻と交代で温泉に
 
 8月23日
  6時半 起床
  7時  ホテル内のパインテラスで朝食
  9時 息子お昼寝
 10時 チェックアウト
 12時 空港で昼食
 13時 宮崎を出発
 
  
 
3.お食事について
 息子と旅行に出て悩ましいのが食事。和光堂のベビーフードは持っていきましたが、レストランなどの食事で食べられるものを与えたいということでやってみました。以下、使用したレストランの感想。
 (1)パインテラス(シェラトン)の夕食
   一人3,500円。夕食ビュッフェとしては仕方のない価格かもしれませんが、結構な金額です。料理の内容は、和洋中のメニューで握り寿司などは職人さんが目の前で握ってくれますし、天ぷらなども揚げているところを見ることができます。どの料理もこれまでに食べたこともないような独創的な料理ではなく、メジャー系の料理が多いです。味は何を食べても問題なくおいしかったです。
   ただ、1歳1ヵ月の幼児向けかという視点で見ると、もちろん家庭の考え方にもよるでしょうが、我が家的には必ずしもそうではありませんでした。中華料理や洋食はギトギト系が多く、味もしっかりしたものが多いため、なかなかあげられません。おでんの大根やつくねなど和食を中心に食べさせました。バイキングなのでもう少しあっさりしたものや野菜系のメニューがあるのかと期待していたのですが、意外と食べるものがないという感じでした。
   ちなみに、飲み物については、ビール1杯900円です。飲み放題が2,800円くらいだったと思います。息子がいたので我々は飲まなかったのですが、アルコール付きで食べると5,000円コースになりますね。また、宮崎ローカルメニューとして、冷や汁、肉巻きおにぎり、チキン南蛮は出ておりました。
 
 (2)パインテラス(シェラトン)の朝食
   和洋バイキングです。パンの種類は豊富で10種類くらいはあるでしょうか。2〜3食べたところではどれも美味しかったです。料理の種類も豊富で朝食としては大変充実したバイキングと言えるかと思います。飲み物ではマンゴージュースが人気でした。個人的にお薦めしたいのが「九州パンケーキ」。写真をとらなかったのが失敗ですが、小さめのパンケーキでホイップクリームをたくさんのせて食べると絶品です。普段の朝食は和食中心の小生ですが、このパケーキはたくさん食べてしまいました。
1歳1ヵ月の幼児向けという視点で見ても、食べさせられるものはたくさんありました。やはり和食の朝食メニューはあっさり薄味で子供に優しいメニューがそろっています。非常にありがたかったです。
   特筆すべき点が3点。一つは、椅子ですが、幼児用の座席を用意してくれます。
   2つ目は紙エプロン。食事の際の息子の前掛けを持ってくるのを忘れてしまった際に、頼んだら紙エプロンをくれました。ポケモンの絵柄の紙エプロンです。ありがたかったです。
   3つ目は混雑具合。我が家はいつも7時から朝食というのが定番なので、7時に行きました。7時ではまだガラガラです。しかし、食事を終えて8時頃に出てきたときに2回のう1回は入場のための列ができていて、待たされている感じでありました。たまたまこの日だけなのかどうかは不明ですが、午前中の予定を組む際には御注意ください。

 (3)サンホテルの樹海(昼食)
   シーガイアのホテルの一つサンホテル。ここの樹海というレストランはお昼にバイキングをしています。一人1,500円。安い!メニューは和洋中の定番料理中心で、特別凝ったものはなく、どちらかというとお子様を意識したような品揃えです(エビフライ、たこ焼き、ナポリタン、チャーハンなどなど)。冷や汁、チキン南蛮などもあります。ケーキやソフトクリームなどのデザートも何種類かありました。
   1歳1ヵ月の幼児向けという視点で見ても、意外と食べれそうなものがあり、何種類かのおかずを食べさせることができました。冷や汁も結構いけます。平日のお昼ではかなり空いていましたので、その点も子連れにはうれしいところです。お薦めできるレストランかと思います。

 (4)イオンモール
   イオンモールならばファミリー向けのお店があるだろうということで行ってみました。ただ、1歳1ヵ月幼児向けのお店は少なく、「五穀」というお店に入って、お子様メニューと和食の定食ものから食べられそうなものをあげる形で食べさせました。味?論評を控えます。

4.海水浴
  シェラトンから4kmくらい離れたところに人口海岸のサンビーチ一ツ葉という海水浴場があります。ホテルからは循環バスも出ているようですが、我々はレンタカーで行きました。駐車場は320円?だったかな。朝9時半頃だったためか車は5台くらいしか停まっていませんでした。その後も1時間くらいの滞在でガラガラの状況でした。
  海岸ですが、浜にゴミなどの堆積は見られず大変きれいで、水も透明ですごく快適な海水浴場です。魚が泳いでいるのも目撃しました。8月20日過ぎの平日ということもあってか、とにかく空いていて、荷物の監視も不要というところでした。パラソルのレンタルはやっていないので御注意ください。
  1歳1ヵ月の息子は、ピチャピチャやって、お砂で遊んで、波をわずかに体験してという感じの海水浴でしたが、かなり喜んでいましたので、行ってよかったと思っています。

5.飛行機
  最後に飛行機への搭乗について触れておきます。息子を飛行機に乗せることについてかなり不安がありました。途中で大泣きしたらどうしよう、かなり揺れたらどうしようというものです。しかし、揺れや事故のことを考え始めたら乗せられませんので心配するのはやめました。しかし、ぐずったりしたらどうしようという心配は尽きません。結果から言うと、妻のお久が色々考えてくれたこともあり、思っていたほどぐずらずに乗り切ってくれました。なので、参考までに妻のお久が講じた手を記しておきます。
(行きの例)
10:30羽田空港到着(JALからベビーカーを借りる)
10:40荷物検査通過
10:45羽田空港内のキッズコーナーで遊ばせる(電車での移動のストレスを発散させる)
11:00昼食(和光堂のベビーフードを食べさせる)
11:35抱っこひもを使って抱っこして眠らせる
11:50搭乗の最後の方で搭乗
12:00飛行機出発
13:00息子目覚める(この後は、息子が大好きな昔の使えない携帯電話や古いデジカメなどを持たせて遊ばせました。JALからもおもちゃをもらいました)。
14:15着陸直前 気圧の変化で鼓膜に違和感が出る時間帯に、パックジュースを飲ませる。
14:30到着

(JALから借りたベビーカー)


(結び)
 1歳1ヶ月の幼児を遠くまで旅行させてよいのかという根本的な疑問を呈する方もいるかもしれません。今回の旅行は、親が旅行好きなために子供も無理して連れて行ったという面がないとまでは言えません。特に食事の面ではレトルト食品や外食ばかりになりますので、栄養面などで体によくないという指摘もあるでしょう。しかし、息子は旅行中体調もよく機嫌よく過ごし、飛行機搭乗やホテル滞在、海水浴などで多くの刺激を受けてくれたと思っています。それを思えばこれくらいの旅行は息子にとってプラスの面の方が断然強いと確信しています。
 さて、次はどこに行きましょうか。


2013年7月13日土曜日

箱根-マイユクール祥月訪問記with0歳児

大変久しぶりの新規投稿です。

昨年7月に子供が生まれて以来、訪問記と言えるような訪問をしてこれなかったので、すっかりご無沙汰してしまいました。

ようやく息子も落ち着いてきて、カミさんの御両親、義兄夫婦らとともに先月22日、23日に箱根のマイユクール祥月に行ってきました。

0歳児(11ヵ月)を連れての温泉はもちろん初めて。色々経験しましたので、できるだけ具体的に書き記しておきたいと思います。

マイユクール祥月に泊まるのは3回目。もはや箱根の定宿となってきています。ここは比較的安価でゆったりと温泉を楽しめる良宿と思います。

今回泊まったのは、義兄夫婦にアレンジしてもらったのですが、「総檜風呂付クイーンズルーム」
http://www.shougetsu.co.jp/room4.html
この部屋にした理由は、とにかくお部屋にお風呂場があること。
さすがに0歳児を大浴場に入れるわけにはいきません。いつウ○チするかもしれませんので。。。
そうするとお部屋でお風呂に入れなければなりません。トイレと一体型のユニットバスはどの部屋にも付いていますが、洗い場のあるお風呂ということで、この部屋を選びました。
総檜風呂はこんな感じです。


残念なことにこれはどうも温泉ではありません。また、お湯を貯める方式のため、追い焚き機能はありません。しかし、洗い場はそれなりにあり、さすがに檜のお風呂。香りのよいお風呂を楽しめます。
赤ちゃん用のボディーソープなどもさすがにありませんでしたが、備え付けのもので洗ってしまいました。
赤ちゃん用ということで一つ難点を挙げると、床がタイル張りなので、床に座らせて洗うとか、床に寝かせるのは少し冷たいかもしれません。今回は6月だったので問題ありませんでしたが、冬だったら少し寒いかもしれません。

お部屋の話に戻りまして、「総檜風呂付クイーンズルーム」を選んで良かったこと!これはなんといっても和室が2部屋あることです。一部屋に息子を寝かしつけた後は、もう一部屋でゆっくりと過ごすことができました。カミさんと代わる代わる大浴場にも行けたし、ビールで乾杯もできました。部屋が一つしかなければ、息子を起こさないようにコソコソ動かなければなりませんが、そういう心配がないのがすごくよかったです。

お値段はスタンダードな洋室よりも高くなりますが、0歳児と一緒に行って温泉でゆったりしようと思えば、やむを得ない出費なのかもしれません。

その他、マイユクールさんに事前にお願いして実現できたことを2つ書いておきます。

ひとつは、おむつポット。事前に電話して0歳児がいるということでお願いしたところ、おむつポットを用意してくれました。無料です。おむつはビニール袋などに入れてもいいのですが、ぱっと捨てられるところがあると、気分的にもすごくいいのでお勧めです。














もう一つは、「おかゆ」です。これも事前に電話しておくと、500円の追加料金がかかりますが、夕食時にいただけます。実を言うと、うちの子は、もうおかゆというより軟飯を食べている時期だったのですが、今回はおかゆを用意してもらいました。夕食は、このお粥とベビーフードなどを上げました。

 



その他、初めての0歳児との温泉旅行で、これまでと違った対応をした点など、気づいたことを記してみます。

・お部屋のチェックや整理が必要!部屋に着いて、早々に気づいたのは「床の間」のお花と掛け軸。絶対に絶対に息子がアタックすると瞬時に確信し、お花はすぐに移動させ、掛け軸も係の方にお願いしてはずしてもらいました。その他、床置きの行灯のような照明器具、加湿器、ホテルの案内冊子なども早々に高いところに避難させました。
・朝食。バイキング形式なので、息子でも食べられそうなものをとってきて食べさせましたが、満足いく量はまかなえず、ベビーフードも追加しました。
・全体的な雰囲気として、子供連れがたくさんいて助かりました。マイユクールは夕食時は食事処での食事になりますが、他のテーブルでも小さな子供連れがたくさんいたので、安心しました。それでも愚図りだしたら、ちょっと連れ出してみたりといったところでした。
・スタッフは小さな子供連れでも、変わらず丁寧に接していただき大変助かりました。
・夕食後、息子を寝かしつけてから大浴場に行きましたが、誰も入浴しておらず、ゆったりと温泉につかれて楽しめました。

だいたいこんなところです。

これからはwith乳児の旅行に慣れていきたいと思っています。