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2011年10月2日日曜日

ゴールデンプリンセス号-アラスカクルーズ2(2011年9月18日)

第2日目 2011年9月18日(日)


2日目は朝から海が荒れ模様でした。

<<我がキャビンの窓からの風景です。それほど荒れているようには見えませんが、船は揺れ気味でした。
 朝起きると、なんとなく体が重く、昨日の疲れが残っているという感じでした。この日は終日航海の日でしたので、船の生活を満喫する予定でした。
 朝食をとろうと14階のブッフェに向かい、トレーを手にするも、どうも体調がおかしい?結局食事の匂いを嗅いでいるとつらくなってきて、なんともかんとも離脱。奥さんのお久はへっちゃらっぽく、既にトレーにお料理をとっている。

 これはひょっとして「船酔い」?

 奥さんを置いてけぼりにして、キャビンに戻るとスチュワードのマルコが部屋の掃除をしていてくれました。「I feel bad.Montion sickness...  」と告げると、ハイテンションで励ましてくれましたが、励ましだけで気分は良くなりません。どっぷりと部屋の椅子に腰かけて、掃除が終わるのを待ち、マルコが去った後は、ベッドで横になりました。幸い、吐き気があるわけではなく何となくつらいだけです。しかし、ひょっとしてでなくて、完全に船酔いのようでした。
 奥さんがキャビンに戻ってきても、元気がわきません。何でお久は元気なの?
 そうこうするに眠りに落ちて、気が付くと午後1時頃。やばい、半日終わってしまった!と飛び起きましたが、隣ではお久も寝入っていました。飽きてしまったのでしょう。何もできなくてごめんね。
 しかし、午後になると揺れもおさまり、眠ったこともあって、完全復活しました。
 お久も心配してくれて朝から何も食べなかったとのことで、とりあえずブッフェに行き、ゆったりと軽いご飯を食べました。揺れもかなり治まりました。後で聞いたところによると、他の日本人ツアー客もかなりやられたらしく、乗客全体でもかなりの人がやられて、医務室はいっぱいだったとのことです。添乗員さんも「あの揺れはやばい。あんな揺れはそうはないよ。」と言っていましたたが、これはまあ半分は励ましだと思います。

  今日は、午前中はビンゴをやり、お昼はBritish-Style Pub Lunchというはずでしたが、全く予定が狂ってしまいました。せめてもの挽回をと、15:30からアフタヌーンティーに行きました。場所はダイニングでとても優雅な雰囲気。席につくと、係の人が代わり番こにテーブルに来ておいしそうなものを勧めてくれます。お茶を注ぐ人、サンドイッチを勧めてくれる人、ケーキを勧めてくれる人、クッキーやスコーンを勧めてくれる人、ジャムと生クリームを勧めてくれる人。奥さんのお久は、それぞれから1個ずつもらってお皿がいっぱいになり、笑顔。小生も甘いものは嫌いではありませんが、量は食べられないので効用が最大になる適量をもらいました。味はどれも非常においしく、楽しいお茶の時間となりました。これは絶対お勧めです。
 







 16:00からはビンゴゲームに参加。ビンゴゲームは1回に4ゲーム行われますので、ビンゴカードは4枚のシートが1セットとして売られます。1ゲーム1シートだと10ドル。1ゲーム3シートだと20ドルと少しお得になりますが、我らは1ゲーム1シートで参加。会場の席につくと、ほかの人はだいたい3シート以上は買っているようです。
 お金をかけたビンゴゲームは初めて。最初にビンゴになると100ドルとか最大では2000ドルというゲームもありそれなりに儲かります。ゲームの進行は全部英語ですが、ルールが簡単なので何も問題はありません。1時間ほどかけて4ゲームやりましたが、結局全部スカ。なかなか難しいですね。

 夕方17:00。さあ、今夜は初めてのフォーマルの夜です。小生はタキシードがないので、ブラックスーツを持ってきました。奥さんのお久も黒のドレス。そして、今夜はクルーズ中で1度しかないシャンパン・ウォーターフォールの夜です。これは、シャンパングラスをピラミッド状にくみ上げて、上からシャンパンを流すというもの。何とも贅沢なイベントです。それは19:15から。まだ少し時間があります。今日は、アフタヌーンティーなど、なんとなくカロリーをとりすぎの感があったので、船内のジムで軽く走って汗をかきました。
 ジムはランニングマシンなどが15台くらいあります。使用には何の手続きも不要で、もちろん無料。どうもタオルも使えたっぽいのですが、タオルはキャビンから持っていっていたので、これは何とも言えません。夕食前の時間帯だったためか、比較的空いていて、待たずに使用できました。

 キャビンに戻ってフォーマルウェアーに着替え。職場はずっとクールビズでノーネクタイでしたので、久しぶりのネクタイです。ジャケットを羽織ると何となく気分が引き締まります。レディーファーストに気を配りながら、お久とともに、5階のPIAZZAへ。PIAZZAは、7階まで吹き抜けになっていて、カフェやバーに囲まれ、白いグランドピアノやちょっとしたイベントスペースでは生演奏などが常々行われ、多くの乗客が行きかう場所です。吹き抜けの6階、7階には船のフロントに当たるレセプションデスクや寄港地でのツアー予約ができるデスク、カジノ、ブランドもののブティックや船のグッズを扱う売店、インターネットサービス、図書館などが容易にアクセスできるように配置されていて、この吹き抜けがまさに船上生活の起点になる場所です。このPIAZZAでシャンパン・ウォーターフォールが行われました。
 無料で振る舞われるシャンパングラスをウェイターから受け取り、ちびちびやりながら、シャンパンがグラスタワーに注がれるのや船長が登場するのを待ちました。また、本日は初めてのフォーマルでもあり、プロカメラマンがフォーマル姿のカップルをあちらこちらで撮影してくれています。我らも、一応撮影してもらいました。カメラマンの指示に従って、あれやこれやと色んなポーズをしながら5~6枚撮られました。後でいい写真があれば買ってもよいかなという感じです。
 グラスタワーへのシャンパンフォールは、希望者は順番にシャンパンを注ぐシーンを記念撮影してもらえます。我らも撮影してもらいましたが、自分でシャンパンを注げるわけではなく、注いでいる人の横で一緒にポーズをとるというものです。
 最後に船長のスピーチがあって、シャンパンウォーターフォールは終了です。船長と一緒の写真を撮りたかったのですが、無理でした。

 その後はダイニングで食事。我らのJTBツアーの食事は18:00からで、今は20:00です。もう誰もいないはずです。それでもanytime dining ですので、ダイニングに行けばいつでも食事はできます。今回案内されたのは二人用のテーブルでした。前菜+メイン+デザートでお腹いっぱいです。


   


 お腹がいっぱいになって、フォーマルの装い。そしてほろ酔い。この気分で足を運んだ先は「カジノ」。自分たちのことながら、なんて贅沢なんでしょうね。
 といっても、それほど多くの金額をかける気も、もちろんお金もないので、賭け事の真似事としてスロットマシーンを二人でやりました。スロットマシーンでも1ドル以上しか掛けられないもの、1セントからかけられるものがあり、1セントからかけられるものは、1ドルでも相当遊べます。まあ、賭け事としてはほとんど無意味といってもいいマシーンですが、何十回もできるので、遊びとしては遊べます。また、この手のマシーンはとにかくよく当たるようにセッティングされています。私も600倍が一度当たりました。もし5ドルでもかけていれば、3万ドルになる当たりですが、1セントかけて600倍では6ドルにしかなりません。
 本日最後は、最上階の18階に位置するスカイウォーカーナイトクラブでもう一杯飲みました。大音響で音楽が流れ、踊れるクラブです。23時過ぎくらいでしたので、まだお客さんは少ない感じでした。この手のクラブは日付をまたぐころから狂乱的に盛り上がるのでしょうね。我ら二人ははそこまではとても付き合えそうにありません。

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