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2011年10月2日日曜日

ゴールデンプリンセス号-アラスカクルーズ4(2011年9月20日)

第4日目 2011年9月20日(火) Skagway(スキャグウェイ)寄港

 今日は、6:00にスキャグウェイ寄港。起きたらもう着いてました。
 スキャグウェイでは、ホワイトパス・ユーコン鉄道のエクスカーションに参加することとしました。これは、鉄道に乗って、ホワイトパスという場所まで行って、また乗ったまま戻ってくるという3時間ほどのツアーです。鉄道からの下車はなく、車窓のみですが、絶景が見られるとのことで人気があるらしく申し込んだものです。

 手早く朝食を済ませて、7時半にはJTBツアー客の集合場所に集合しました。添乗員さんから、どこに乗ってもいいこと、左の窓側の方が往きに景色が見られることを告げられ電車に乗り込みました。電車はユーコン鉄道。プリンセス社が自費で線路を引いてきて、船の停泊している岸壁まで列車が入ってきているので、ほとんど歩く必要もありません。我ら二人は例によって不良なので、他のJTBツアー客とは別れ、最後尾の車両の左側の席に乗り込みました。このユーコン鉄道の車両は、連結部分で外に出ることができる構造になっていて、最後尾の車両だと、後ろに出れば、走ってきた線路を眺めることができます。また、カーブに差し掛かれば、前方を走る車両群の写真を撮ることができます。そんなことを考えて最後尾にしたものです。ここでも、外国人ばかりかなあと思っていたら、別の日本人ツアー客が乗り込んできてしまい、我らもそのうちの2人みたいに見える状況となってしまいました。

 列車はゆっくりと出発。山をずっと登っていく列車なのでスピードは出ません。外は雨です。山をのぼっていくほどにガスがかかって、風光明媚と言われる風景は、霧の中で見るというという状況になってしまい、いまいち感は拭いきれません。おまけに外は寒いため、車両にはストーブがあるのですが、そのおかげで車内は暖かくなるため、窓が曇ってしまい、ただでさえガスっているのに、もっと見えなくなります。なので途中、車両のドアを開けてあえて車内の温度を下げたり、列車側から曇りガラスを拭くための紙が配られたりしました。
 まあ、天気には逆らえません。晴れていればずっときれいだったのでしょう。ただ、唯一の救いは、紅葉風景を見られたことです。日本人ツアーのガイドさんの話を漏れ聞いていると、アラスカの秋は1週間から10日間ほどしかなく、「1年間で幻とも言える紅葉風景」とのことでした。夏の間は単なる真緑ということなので、そういう意味ではカラフルな風景を見ることができたのは幸せだったのでしょう。

 列車は途中でUターンして元来た線路を再び通って港に帰ってきます。帰りも往きと同じように霧のなかでありました。

 列車が戻ってくるとあとの時間はフリーです。JTBの日本人ツアーは、添乗員さんがスキャグウェイの街を案内するとのことでしたが、我らはそれは遠慮して、奥さんのお久と出かけることにしました。

 ちょうどお昼時でお腹が空いたので、港近くのレストランに入りました。添乗員さんからおいしいと教わっていたレストランです。カニがおいしいと聞いてきたので、カニとクラムチャウダーを食べました。おいしかったです。後で、同じ店で食べたという日本人ツアーの方は北海道の出身で、あまりおいしくなかったと言っていましたが・・・・小生としては普通においしかったです。
 
 食後は、スキャグウェイの街巡りです。ここでもネイティブアメリカンのハンドメイド製品を見て歩きました。街というか、お店のある区域は本当に狭い範囲しかありません。完全徒歩圏内で、お店といえば①お土産物屋、②宝石屋、③アイスクリーム屋が記憶の範囲で1軒、④レストランというかパブのようなお店が記憶の範囲で数件、⑤スーパーマーケット(お店の区域から2ブロックほど離れたところに)くらいしかありません。冬の間は極端に人口の減る街だそうですので、さもありなんと思います。また、お土産といっても食料品のお土産品はあまり望ません。スーパーではアメリカ的なお菓子などは購入できます。食事をしたとしても2~3時間もあればだいたい一回りできるくらいの感じです。

 船に戻ろうとした頃、雨が本降りになり、風も強くなり、ほうほうの体で船にたどり着きました。なので、冷えた体を温めるべく、再びアフタヌーンティーへ。ケーキやらクッキーやらをもぐもぐむしゃむしゃしました。

 夜はダイニングです。アフタヌーンティーの影響でお腹の空きが良くなく、日本人ツアーの食事時間はぶっちしてダイニングに行きました。相変わらずの不良です。当然別テーブルとなり、係の人に「どこのテーブルでもいいですよ」と伝えると、アメリカ人の方々と同じテーブルになりました。中年の女性とやや高齢のカップルと高齢者のカップルの二組。皆さん我ら以上にクルーズ旅行のベテラン。「新婚旅行ですか?」とか聞かれながら、英語が分からないながらもいい経験でした。アメリカ人のウエイターとのやり取りとか、食事の仕方などはすごく新鮮で、参考になりました。彼らも知らない人同士で同じテーブルになって、どういう話をしているか、とかも参考になりました。まあ、いたって普通ですね。肩ひじ張らずにざっくばらんにやっていればいいのだと改めて思いました。やはり海外旅行はこうでなくてはいけませんね。こういう新鮮さが海外旅行の楽しさの一つだと思っています。この日はさすがに写真を撮らなかったのでお料理の写真はありません。

 食後は、イリュージョンマジックショーを見にシアターへ。アレキサンダーという船外からのプロマジシャンが巧みなイリュージョンを見せてくれました。これもまともに見に行ったらいい値段するのかもしれないが、無料です。こういうショーは英語は全く関係なく楽しめます。楽しかったです。

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