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2011年10月5日水曜日

ゴールデンプリンセス号-アラスカクルーズ7(2011年9月23日)

第7日目 2011年9月23日 Victoria(ヴィクトリア)寄港


 ついに、ようやく晴れました~
 デッキに出ると風が少し冷たく感じられますが、太陽も顔を見せ、すがすがしい航海となりました。午前中、プロムナードデッキを散歩しました。本当に気持ちがいいです。

 さて、いよいよクルーズも実質的な最終日です。昨晩には、既に船側からDisembarkation Information Sheet(下船情報)なるものが郵便受けに投函されておりました。そう、そろそろ下船の準備も行っていかなければなりません。日本人ツアー客に対しては、この日9:00から、日本人コーディネーターによる下船説明会が行われました。船の中での飲み物代などの清算のこと、荷物のパッキングのこと、下船当日のロジなどです。なんだか憂鬱な気分になります。
 我ら二人もこの日の朝からパッキングを始めました。船は12時にはヴィクトリアに到着します。午後~夜にかけてはヴィクトリアで船外で過ごすつもりでいたので、早めにパッキングを始めました。今日一日と下船当日用の荷物以外はパッキングです。やれやれ感でいっぱいです。

 船は予定よりも早めである11時半頃にはヴィクトリアの港に到着しました。天気は晴れです。
 我ら二人は下船者の列に並び、ハッチが開くのを待って下船しました。港からダウンタウンまではシャトルバスに乗ります。Cruise Victoria(CVS)という会社のバスです。下船すれば乗り場はすぐにわかります。このシャトルバスは1日乗り放題券を船の中で購入できたので事前に購入しておきました(乗り放題券以外は売られていません)。下船後に港でも買えるそうですが、長蛇の列になるという話だったのでそのようにしたものです。しかし、こうやって一番で下船すると、当然何の列もなく、港でも全然余裕で買えた感じでした。船で買うと8ドル、港で買うと7ドルです。港で買った方が1ドルほど安い!です。ダウンタウンまではシャトルバスで10~15分ほどだったように思います。
 ちなみに、港からダウンタウンまでは歩くことも可能のようです。手元にあるCruise Victoriaの出しているマップによると最短距離で約35分です。街並みなどはきれいなので歩くという手もあるでしょう。でも、行きはよくても帰りはつらいかもです。

 シャトルバスは、ヴィクトリアのダウンタウンの中心であるEmpress Hotelのすぐ近くのGovernment STとWharf STの交差点(ちょうどビジターセンターがある交差点)付近に着きます。乗るのも同じところからです。シャトルバスは常に路駐状態です。

 ヴィクトリアといえば?と調べると決まって出てくるのがブッチャートガーデンという庭園です。私はヴィクトリアのことを調べるまでは知らなかったのですが、有名とのことですね。なので、我ら二人はそこに行くこととしました。路線バスも走っているようですが、ブッチャートガーデンはダウンタウンからはかなり遠く、路線バスでは値段は安いでしょうが時間の無駄です。したがって、シャトルバスと同じCruise Victoria社の往復バス+入園券付きというツアーを購入しました。一人50ドルです。シャトルバスを降りた交差点をGovernment ST沿いにエンプレスホテルとは逆方向にちょっとだけ入った路上に、小さなスタンドが出ていてそこでチケットを買うことができました。

我らの参加したツアー = http://www.cvscruisevictoria.com/schedules_butchart.html

 我らは13:10出発のバスでした。バスもこのスタンドの前から発車します。少し時間の余裕があったので、ブッチャートガーデンで食べる用にと、近くのサンドイッチ屋でサンドイッチを購入しました。さらに、この辺りはお土産物屋ばかりなので、時間はすぐにつぶれてしまいました。

 バスはきれいなバスで、14:00頃到着しました。途中は運転手によるナレーション付きですが、なにせ当然ながら英語なので、ほとんどよく分かりませんでした。
 帰りのバスは、不規則な時間であるので、好きな時間のバスに乗ればよいことになっています。あとは完全フリーです。

 さて、ブッチャートガーデンですが、すばらしいです。これほどの花壇というかお花の庭園は見たことがありません。実に多くの種類のお花があるだけでなく、それらのお花の色の考えられた組み合わせなどは、特にすばらしいものがあります。お花が咲いたときのことを最初から想定して植えるのでしょうが、プロフェッショナルな技術を見せてもらいました。まあ、あまり言葉で書いても伝わらないので、写真を多めに紹介します。素人写真なので、どこまで伝わるか疑問ですが・・・
 いずれにしても、ここは男の小生から見てもお勧めです!


 


  


  ブッチャートガーデンからは16:45のバスに乗って17:30頃にはダウンタウンに帰ってきました。それからエンプレスホテルや議事堂周辺を見て歩き、最後はお土産物屋巡りです。全部の地区を歩いていませんが、お土産物などの買い物は、基本的にGovernment ST沿いのみという感じだと思います。この通りにはカナダの物産などをそろえたお店がたくさんあります。もう一つ、JohnsonST沿いも有名らしいのですが、我々が行ったのは日暮れの頃だったせいか、どのお店も閉店してしまっていました。みんな飲みにいっちゃうのでしょうか。この街の夜の始まりは早いようです。
 我らは、この街で職場の方々へのバラマキ土産を購入しました。
 Government ST沿いにRogers' Chocolates というチョコレート屋さんがあって、ただの土産物よりはもう少し高級感のあるチョコレートを売っていました。小生は、親密なお付き合いのある方用のお土産はここで買い、本当にいわゆるバラマキ用はお土産物屋でice wine(チョコ)を購入しました。理由は個包装になっていたというだけですが・・・帰国後食べましたがおいしかったです。奥さんのお久は、同じくGovernment ST沿いのショッピングモールの中にあるチョコレート屋でチョコレートを買いました。
 船には20時前には戻ったと思います。

 一休みして、最後のディナーです。既に日本人ツアーの食事は終了していましたので、今夜は二人席に案内されました。
 ビールで乾杯して、ワインへ。最後なので、奥さんのお久はステーキを注文。小生も、ミートローフを注文。食べおさめなので、お腹いっぱい食べました。おいしかったです。本当にこの船の料理は口に合いました。最高だと思います。

 食後は最終のパッキングです。翌日着るものや歯ブラシなど日用品を除いて全部スーツケースに詰め込みます。
 スーツケースは夜12:00までに廊下に出せば、船側が回収して翌朝ターミナルビルまで運んでおいてくれます。最後のシャワー、最後のベッドイン・・・名残惜しさが続きますが、寝なければなりません。




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