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2011年10月5日水曜日

ゴールデンプリンセス号-アラスカクルーズ8(2011年9月24日)

第8日目 2011年9月24日(土) シアトル帰港


 朝6:00起床。既にシアトルに接岸しておりました。
 もう航海は終わりです。
 早めに朝食を済ませました。
 我らの部屋を見てくれていたスチュワードのマルコの動きも今日は早いです。我らの部屋も朝食の間に別途メイキングは終えられていました。彼らからすれば、今日のお昼にも乗り込んでくる次のお客用の部屋を整えなければなりませんので、今いるお客には早く出てもらいたいところでしょう。我らは、最後の歯磨き、最後のトイレ・・・最後のシリーズが続きます。そして、時は確実に流れますね。時間です。部屋を出なければなりません。決して広い部屋ではありませんでしたが、1週間もいると我が家のようです。時間です。とうとう部屋を出ました。

 廊下に出るとマルコが別の部屋の作業中で目が合いました。「Hi!」忙しそうでしたがいつものとおりのハイテンションであいさつしてくれました。歩み寄って固い握手をかわしました。といっても、握った手には10ドル札を折りたたんでおきました。そりゃ、固い握手になりますわな。
 サンキュー!マルコ!そして、さようなら。

 下船の朝はもう何もやることがありません。お茶くらいは飲めますが、清算はすべて終了しているので、現金払いです。バーなども開いているところは限られています。
 下船は、乗客のタイプ別にすごく細かく下船時間が管理されています。最も早く下船する人は7:45に集合して下船します。帰りの飛行機便の早い人は優先的に下船するとか、色々あるようです。
最も遅い人の集合時間は9:40です。我らは、「CRUISE VACATION JAPANESE GROUP」という区分けで一緒くたにされて8:30に集まって、みんなで下船しました。プリンセスクルーズの日本総代理店がCRUISE VACATIONという会社なので、結局こういう分け方なっているようです。ちなみに最後の9:40に下船するグループは、下船後もプリンセスクルーズのパッケージツアーとしてホテルに泊まっていく方々でした。

 下船の際には、クルーズカードを機械に通します。ピ!この音で下船終了です。
 何度も振り返りながら、船を後にしました。
 ターミナルに入ると、形式上カナダからの入国のため、簡単ですがパスポートチェックと税関申告書の提出がありました。
 さらにターミナルを降りると、ずらーーーーーーーーーーっとスーツケースが並べられておりました。空港のようにグルグル回るターンテーブルはありません。ずらっと無数のスーツケースが並べられているだけです。もっとも、タグをつけていますので、タグごとに並んでいます。したがって、探すのはそれほど手間ではありません。

 空港まではJTB手配のバスです。どこにも立ち寄らず、即空港行きです。
 ターミナルからの発車時にエンジンがかからないというトラブルが発生しました。ここに残りたいという我らの願望が見えない力となって働いたのでしょうか。
 発車するバスの中でふと振り返ると、船がちらりとだけ見えました。(了)


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